イタコの存在 2007/11/15
私の初の一人旅は青森の恐山だった。初飛行機でもあった。アイツの死を経験して恐いものなんて何一つ無かった。
とにかくアイツの声が聞きたかった。ただそれだけの理由。言葉は何でも良かった。
日記に詳しく書いているが、、私の想像していたイタコさんとはとてもかけ離れていた。
私はアイツが乗り移って、しゃべってくれるって思ってた。でも、現実は相手のしゃべってる言葉すら訛りのあるきつい方言で聞き取れなかった。相手が100歳のおばあちゃんだから尚更。。唄のようなものを唱えていて、本当にアイツが乗り移ってたのかも解らなかった。
でも「これで最後にしないさい」「さようなら」って言ってたのは解った。何故かイタコさんの前に座ったら涙が止まらなかった。
これもあやふやだけど、「土産・・・」って言ってたような気がした。直感として、仏壇に供えさせて頂いた私の東京土産のお守りの事だったのかもしれない。と直感的に感じた。そう思ったって事はそうだったのかもしれない・・・って信じている。
後は、「一緒に住んでたわけじゃないんだろ?」みたいな事を言われた。
確かにそうだ。一緒に住んでた訳じゃない。「一緒に住もう」って言われて私が「そうだね」って返事をしただけだ。
そういうとこから見ても、イタコさんは乗り移ってたのかもしれない。・・・そうじゃないのかもしれない。
やっぱり信じる信じないは自分の気持ち次第だと思った。
「次の人見つけろ」って言葉もイタコさんとしてじゃなく、100歳のおばあちゃんとして説得力があった。
こんな大先輩に一笑に付され言われたら言い返す言葉もない。


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